救急搬送から始まった今回の出来事

救急搬送から始まった今回の出来事

8月19日の午前、救急車で運ばれ、入院した。

前日の夜、安静時でも心拍数が150くらいになった。

その前日の昼は、心拍数140。

普通なら、かなり苦しいと思うでしょ。

ところが、苦しくない。

胸も痛くない。

息苦しくもない。

めまいもしない。

呼吸も辛くない。

普通に話もできるし、歩ける。

でも、心拍数は150。

これは、なんなんだ?とは思う。

私は7年ほど前に心房細動になっている。

だから、不整脈は初めてではない。

心拍数と酸素濃度だけは、たまに気にしている。

2年前には「血圧が高い」と言われ、薬を処方された。

大人の事情があって、1週間くらい飲んだ。

その後は薬は飲んでいないが、血圧も測っていない。

今回、心拍数が下がらない。

それでも身体は動く。

パソコン仕事もできる。

でも今回は、なんか違うと思った。

このまま電車に乗って、具合が悪くなったら周りに迷惑がかかる。

病院に家族が来るのも大変だ。

ぬるめの風呂でも入って様子を見て、平塚始発の電車で移動しようと思った。

風呂から出て服を着るとき、一瞬、目の前が白くなってきた。

「ちょっとやばいかも……」

妻に伝えた。

妻が病院を調べて電話をしてくれて、タクシーで外来へ行くことにした。

タクシーを待つ間、椅子に座っていた。

ダガッ。

音がして目が覚めた。

気がつくと、椅子から崩れ落ちていた。

妻が茶の間から飛んできた。

「なんで、俺、ここにいるの?」

「あー、覚えてないのね。意識失ったのね」

「……」

「ちょっと、吐き気がする。トイレ行く」

「動かないで」

そう言うと、妻がビニール袋を持ってきた。

口にそれを当てると、嘔吐した。

「もう動かないで。もうダメです。タクシーキャンセルして、救急車呼びます」

これはダメだ。

俺もそう思った。

救急車で搬送され、救急外来に直行。

心拍数は170になっていた。

そして、そのまま入院。

心臓のエコー。

心電図。

採血。

点滴。

薬も入れられた。

最初に言われたのは、

「うっ血性心不全」

だった。

またかよ。

心房細動ではない。

薬が効かない。

腎臓のクレアチニン値も良くない。

肺は大丈夫。

その後、「心房頻拍」だと言われた。

入院しても、心拍数は下がらない。

薬で抑えようとしても下がらない。

前の病院の主治医にも連絡を取って、情報を交換してくれた。

そして結局、電気ショックをやることになった。

静脈麻酔。

短い全身麻酔だ。

「終わりましたよ!」

と言われ、目が覚めた。

心拍数を見る。

60。

えっ?

60?

あれだけ160近くあったのに。

もちろん、電気ショックで心臓のリズムを戻したのだから、医学的にはそういう治療なんだろう。

でも、自分の身体で起きると話は違う。

電気を流した。

それで心臓の動きが変わった。

なんなんだ、これは?

心拍数が落ち着いて、時間ができた。

すると、いろいろ思い出してきた。

そういえば、二、三か月前、頭が痺れるような感じがあった。

頭がぼんやりすることもあった。

お盆には深酒を二回した。

その少し前には、結果的に60時間の断食もした。

仕事もしていた。

新しいことも始めようとしていた。

これ、何か関係あるのか?

分からない。

深酒が原因だったのかもしれない。

断食が関係したのかもしれない。

いろいろ重なったのかもしれない。

全然違うのかもしれない。

でも、こうなってから振り返ると、

「あれ?」

と思うことがいくつもある。

今回のことは、本当に突然だったのか?

身体はその前から、何か言っていたんじゃないのか?

そんなことを考えるようになった。

それにしても不思議だ。

心拍数150。

一瞬、意識を失う。

救急車。

入院。

そして電気ショック。

心拍数60。

数日の間に、俺の身体で何が起きていたんだ?

まだ、よく分からない。
24日、無事、退院した。

徐々に復活していく。

特に引っかかっているのが、

電気だ。

 

心臓の電気信号の異常で、心拍数が上がった。

そして、電気ショックをしたら、心臓のリズムが戻った。
医学的には当たり前のことなのかもしれない。

でも、俺には当たり前には思えなかった。

 

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集