高校2年生のときの問いが、約半世紀後に「生命仮説編集室」につながった

高校2年生のときの問いが、約半世紀後に「生命仮説編集室」につながった

以前、このブログに「人はなぜ健康になりたいのか?」という記事を書きました。

高校2年生のとき、私は突然、

「人はなぜ健康になりたいんだ?!」

と思いました。

そして同時に、

「でも、健康になりたくない人もいるぞ?!」

とも思ったのです。

考えれば考えるほど、

「そもそも健康って何なんだ?」

と、わからなくなりました。

大学受験を控えていた私は、このことを考えて夜も眠れなくなり、担任の先生に相談しました。

先生から返ってきたのは、

「それは哲学的なテーマだから、すぐには答えが出ない。大学に受かってから、じっくり答えを見つけたらどうだ?」

という言葉でした。

あれから、約半世紀が経ちました。

そして今、妙なことになっています。

答えは、まだ見つかっていない

高校生だった私は、この問いをきっかけに進路まで変えました。

北海道大学の理学部か農学部を考えていたのですが、健康について学ぼうと、筑波大学の体育専門学群(健康教育学科)を選びました。

その後、高校教師になり、いろいろな仕事をし、ジャーナリストになり、ノンフィクションを書き、現在は出版社を経営しています。

ずいぶん遠回りをしたようにも見えます。

でも、振り返ってみると、私はずっと同じようなことを考えてきたのかもしれません。

健康な体とは何か。

人は何のために生きるのか。

人間の尊厳とは何か。

そして、人はどう死を迎えるのか。

テーマは違っているようで、私の中ではつながっています。

ところが、高校2年生のときに考えた、

「健康とは何か?」

については、いまだに明確な答えを持っていません。

一冊の本をつくっていたら、また同じ場所に戻ってきた

現在、私は山﨑さんという方の話を聞きながら、一冊の本をつくっています。

9月20日に発刊する予定です。

そこで出てくるのが、ソマチッド、ケイ素、血液、生命、調和といった話です。

もちろん、現在の医学や生物学で確立された考え方とは異なるものもあります。

だから私は、それをすべて「事実」として受け入れているわけではありません。

むしろ、

「本当だろうか?」

「なぜ、そう考えるのだろう?」

「実際には何が見えているのだろう?」

という疑問を持ちながら話を聞いています。

すると、不思議なことに気づきました。

高校2年生の私が考えていたことと、あまり変わっていないのです。

「健康とは何だ?」

という問いです。

だったら、自分で見てみよう

話を聞くだけではなく、自分でも見てみたい。

そう思うようになりました。

そこで、顕微鏡を使って血液を観察することになりました。

さらに話が進み、東京にそのための場所をつくる方向になっています。

場所は、東大前になりそうです。

名前も考えました。

「生命仮説編集室」

です。

研究所ではありません。

病院でもありません。

治療院でもありません。

あえて「編集室」としました。

なぜなら、私がやりたいのは、何か一つの答えを人に教えることではないからです。

見る。

聞く。

調べる。

疑う。

考える。

そして、いろいろな考え方を編集して伝える。

それなら、出版社である私がやる意味があると思ったのです。

「仮説」という言葉を大切にしたい

そして、もう一つ大切なのが「仮説」という言葉です。

世の中には、わかっていることもあれば、まだわかっていないこともあります。

生命については、なおさらでしょう。

新しい考え方だから正しい、ということではありません。

現在の常識と違うから間違っている、と決めつける必要もないと思っています。

まず、自分の目で見る。

そして考える。

生命仮説編集室は、そんな場所にしたいと思っています。

自分の血液を顕微鏡で見ることもできるようにする予定です。

ただし、ここで病気を診断するわけではありません。

治療するわけでもありません。

自分の体の中にあるものを、自分の目で見てみる。

そこから何を感じ、何を考えるのか。

私は、そこに興味があります。

約半世紀かかった

映画ではないですが、高校2年生の私に、今の私が

「お前は約半世紀後、出版社をやりながら顕微鏡をのぞいているぞ!」

と言ったら、どう思うでしょう。

たぶん、

「なんで出版社で顕微鏡なんだ?」

と言うでしょう。

私にもよくわかりません。

 

でも、人生というのは面白いものです。

いろいろな道を歩いてきましたが、振り返ると、ずっと同じ問いの周りを歩いていたのでしょうね。

人はなぜ健康になりたいのか。

そもそも健康とは何なのか。

そして、もう少し大きく言えば、

生命とは何なのか。

高校2年生のときに始まった問いに、
今度は「生命仮説編集室」という形で真っすぐに向き合ってみようと思います。

まだ準備中です。

場所、開始日、予約方法などが正式に決まったら、改めてお知らせします。

約半世紀前の問いの続きを、東大前から始めます。

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