◆断食の効果―「細胞はすごい」がわかれば

◆断食の効果―「細胞はすごい」がわかれば

 
 野生動物は、体の調子が悪くなると何も食べずにじっとします。これは。体を休めながら食べることをやめることによって消化酵素の浪費を抑え、その分、免疫力や自然治癒力を高めるための代謝酵素を最大限に活用するためであると考えられます。野生動物は、本能的にこのことを知っているのでしょう。渡したち人間も、風邪をひいたときなどに食欲がなくなりますが、これも体内で自然治癒力が優先された結果ともとらえることができます。
 
 石原結實医学博士は、『出すと病気は必ず治る』(三笠書房)のカバーの折り返しにはこうあります。
「何をたべるか」より、「全部出し切る」ことが健康長寿の秘訣!
これまでの医学や栄養学、健康法は「入れる]「補う」ことばかりに目を奪われてきた感がある。 しかし、食生活が豊かになり、医療も十分に発達しているにもかかわらず、  ガン、心筋梗塞をはじめ種々の難病・奇病が まん延しているのはなぜだろうか。
 このような病気は脂肪や糖分、尿酸などの余剰物、老廃物が排せつできずに体内に溜まる「過剰病」である。
この現代人の「過剰」による病気も、まず「出す」ことで解決できる。
 
 そして、同書のまえがきは、以下の文章で始まっています。
 
 朝起きると口臭がする、口の中がネバネバする、目やにが出ている、鼻が詰まっている、尿の色が濃い、便が臭い……イヤなものだ。
 しかし、こうした現象を嫌ってはいけない。むしろ、大いに喜ばなくてはいけない。
  なぜなら、これらはすべて体が「健康になろう、病気を発症しないようにしよう」と働いている証拠であり、出たものはあなたの体の中の老廃物であるからだ。
 とくに朝、このような状態になるのは、夕食から朝食までの就寝中の「何も食べない状態」で、体内の排泄作用が促進されるからである。
 人間の体はものを食べ、水分を摂り、空気を吸って生き、維持されている。体の中に入ってきたこれらものすべてが、完全に使われてしまえば何も出てこなくてもいい。
 家庭での生活にたとえてみるとわかりやすい。
 買ってきた食品が調理、加工されて食卓にならぶ。
しかし、使い切らなかった調理くずや容器はゴミになる。それも全部が燃えるごみならいいが、燃えないゴミもある。また、燃えるゴミでも、燃やせば、燃えカス、灰が出る。
 これらが環境を汚すとして、いま問題になっているわけだが、体でも同じことだ。
 体の中に入ってきたものが全部燃えて使われてしまえばいいが、中には燃えないものもあれば、燃えカスもある。これが俗にいう「目くそ、鼻くそ、くそ、小便」をはじめとする老廃物として、体の外に捨てられていくわけだ。目ヤニや鼻汁、汗、呼気(吐く息)なども同じく老廃物である。
 この出すことに効果があるのは、断食です。断食は、一定期間食事を意図的に絶つ行為のことです。断食で得られるのは、体重が減少するのはもちろんのこと毒素を排出し、精神面でも良い影響をもたらすことがあります。

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