◆「やめたほうがいい」と言った。それでも彼女は、やると決めた。

◆「やめたほうがいい」と言った。それでも彼女は、やると決めた。

 

正直に言います。

私は、この出版を止めた方がいいと言いました。

 

著者から相談を受けたとき、最初に感じたのは「危険だ」ということでした。

 

もし何かあったらどうするのか。

この内容を実名で出すリスクは、決して小さくない。

 

だから私は、率直に伝えました。

「やめたほうがいいと思う」

 

でも彼女は、迷いませんでした。

 

「子どもは、もうだいぶ大きくなりました。

だからこそ、大人がこの事実を知って、子どもたちを守らないといけないと思うんです。

私は、実名でやりたいんです。

逃げたくないんです。

覚悟はできています。

一人からでも始めます」

 

名古屋駅の喫茶店でのやり取りでした。

 

彼女には、理由がありました。

 

自分の子どもが、車での誘拐未遂にあったのです。

 

子どもたちは、とっさの判断で隙を見つけ、車から脱出しました。

しかしその後、警察に相談しても、十分に取り合ってもらえなかった。

 

「守られない現実」を、彼女は体験していたのです。

 

では、どうすればいいのか。

 

どうしたら、子どもたちを守れるのか。

彼女がたどり着いた答えは、シンプルでした。

 

 「自分たちで守るしかない」

 

ここまで覚悟を決めた人に対して、

出版社としてできることは一つしかありません。

 

応援することです。

 

堀田 和江(ほった かずえ)

 

NPO法人こどもを守る会HUG-KUMI 代表理事。

地元・一宮市を中心に、チラシ配布や説明会など、地道な活動を積み重ねてきました。

現在は講演やSNS発信を通じて、子どもの安全を守る「現場の専門家」として活動しています。

 

これは「本を出す」という話ではありません。

 

 これは、社会に対して問いを投げる行動です。

 

「こんなことが、現実に起きているのか?」

 

無関心で、何かが起きてからでは遅い。

あなたの子どもや孫が、同じ目にあう可能性はあります。

実際に、今も子どもの行方不明は起きているのです。

 

私は編集者として思います。

この声は、世の中に出すべきだと判断しました。

 

そして、その結果として生まれたのが、この一冊です。

『現代の子供に迫る組織犯罪』

もし、子どもを守りたいと思うなら。

もし、この現実に少しでも違和感を持ったなら。

 

一度、手に取ってほしい。

 

万代宝書房として、

この一冊を世に出せたことを誇りに思います。

 

人の物語から生まれた本は、ほかにもあります。

↓

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現代の子供に迫る組織犯罪

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商品紹介

現代の子供に迫る組織犯罪   本書は、著者の子供が実際に組織犯罪による誘拐未遂に遭った体験をもとに、「現代日本において子供はどのように狙われているのか」を記録したノンフィクション作品です。 事件は突然起きたものではなく、日常の中に潜んでいた前兆から始まっていました。 本書では、声掛け事案、不審車両、地理的条件、犯…

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