パートナーが子連れで家出したらどうする?対処法と注意点を解説

子供を連れて家出をしようとするパートナー

 

離婚問題でよく発生するトラブルとして親権争いが挙げられます。中には親権をどちらが持つのかをまだ決めていないのに、パートナーが子供を勝手に連れて出て行ってしまうケースもあるようです。このような状況下でも、将来親権を巡って自分が不利な立場に立たないようにするには、冷静に対応しなければなりません。

 

本記事では、パートナーが子供を連れて家出してしまった時に取るべき行動と注意点についてご紹介します。(一般論です)

この記事を読むための時間:3分

パートナーが子供を連れて家出した時にするべきこと

パートナーが子供を連れて家出した場合、まずは裁判所に子供の引き渡し請求を行いましょう。子供の引き渡しを要求する手続きには、「調停」か「審判」の2種類があります。

 

しかし、調停の場合、お互いに話し合いで解決することを目的としているため、時間がかかるため、一刻でも早く子供を引き取りたい方にはおすすめできません。調停している間に子供が新しい環境に慣れてしまうと、その後引き取るのが難しくなります。

 

その反面、審判は裁判官の判断によって子供がどちらの親と一緒にいるべきかの判断が下されるため、少しでも早く子供を引き取りたい方はこちらを選択しましょう。「審判前の保全処分」を申し立てれば、裁判官が判断する前に子供を仮に一旦引き渡してもらうこともできます。

 

そしてパートナーが勝手に子供を連れ去ったとしても、裁判官に与える印象が悪くならないよう、感情的にならず冷静な判断と対応を心掛けてください。また、離婚や親権に関する問題は複雑なため、弁護士の協力を受けながら手続きを進めることをおすすめします。

パートナーが子供を連れて家出した時の注意点

パートナーが子供を連れて家出した場合、感情的になるのは当たり前です。しかし、怒りや不安に任せて行動してしまうと、裁判官に与える印象が悪くなり親権争いで不利になる可能性があるので気をつけてください。ここでは、パートナーが子供を連れて家出した時にやってはいけない2つの注意点をご紹介します。

子供を無理やり連れ帰らない

パートナーが勝手に子供を連れて家出したとしても、同じように無理やり連れ帰るのは避けるべきです。強制的に連れて帰ると、子供に精神的な負担をかけるだけでなく、法的に不利な状況になりかねません。

 

パートナーによって連れ出された子供が新しい環境で過ごしている場合、心身の安全を守るためにその環境を保護しなければならないといった決まりがあります。そのため、無理やり子供を連れ帰ると、この安定した環境を脅かす人物だと判断されてしまいます。知らない間に自分が危険人物とみなされてしまわないよう、法的な手続きを通じて裁判所に子供の引き渡しを請求しましょう。

状況をそのまま放置しない

パートナーが子供を連れて家出しても状況をそのまま放置していれば、親権を失う可能性が高まります。引き渡し請求などをせずにいると、新しい環境で安定して成長できると判断されるだけでなく、連れ去られた人は子供を育てる意志がないと判断されかねません。したがって、パートナーが子供を連れて家出したことが判明したら、早急に問題解決に向けて措置を講じることが重要です。

子供との関係や時間を守るには、法律に従って対処すること

本記事では、パートナーが子連れで家出した時に取るべき行動と注意点についてご紹介しました。パートナーが勝手に子供を連れ出した場合、状況を冷静に把握しながら裁判所に子供の引き渡し請求を行ってください。必要であれば、専門家から法的なアドバイスを受けましょう。

 

親権を取り戻すには、早急に対応する必要がありますが、無理に子供を連れ戻したり状況を放置したりするのは避けるべきです。子供の安全を最優先に考えて、感情的な行動に走らず法律に従って対処しましょう。

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