映画『Winny』を観て
映画『Winny』
すると、大量の映画や音楽などが違法にアップロードされ、事件化されることも多かった。
2004年、金子さんは著作権法違反の幇助の容疑で京都府警に逮捕されてしまう。
その後、金子さんは弁護団と裁判を戦い、2011年に無罪を勝ち取る。
映画はその7年間の壮絶なストーリーを描いている。
映画の中で、ベテラン弁護士が言う。
「この事件の裏が分からないと勝てない」
さらに、こうの言う。
「ナイフで人を殺したとして、誰が逮捕される。殺した人だよな。
それが、逮捕されたのだ。
そこで描かれているのが、愛媛警察裏金問題の告発の話。
裏金を告発した現役警察官、仙波さんがモデルだ。
Winnyは情報漏洩系ウイルスに感染しやすく、
個人や企業、官公庁の情報などが次々とインターネット上に流出した。
警察でも捜査情報が漏洩するトラブルが相次いだ。
愛媛県警の裏金の証拠がWinnyをつかった人の影響で公開されたのだ。
仙波さんが、ある記事でこう説明する。
「裏金づくりの手口は、白紙の領収書に、捜査協力をしてもらったとして一般市民の架空の名前や金額、日付などを書かせます。私はニセ領収書を書きませんでしたから、当然のことながら実物を持っていなかった。
そこで『仙波の(告発の)話は本当なのか?』となった。しかしその後、愛媛県警の刑事がWinnyに接続した結果、パソコンのデータが流出したんです。その中にニセ領収書が含まれていたので愛媛県警が言い訳できなくなった」
警察の裏金の証拠がばれるから、金子氏を悪者にしたのだ。
結果的に、金子さんは最高裁で無罪になるが、研究者としては、抹殺された。
さらに、無罪確定後、金子さんは2013年に42歳で死去している。
こんなことが許されているのが日本の現実なのだ。
こういうことが今も起きている、そのことに我々は国民は怒らないのか?変えようと思わないのか?
変えようとすると、逮捕権を持つ司法は、冤罪をつくる。
お金と時間を社会的地位を奪い、社会的に抹殺する。
金子氏の死だって、私は疑っている。
映画Winny〜無罪を勝ち取るまでの7年間の道のり〜を拝見して vol.289
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