◆人間関係がストレスになる場合
◆人間関係がストレスになる場合
自分の身近で、好きな人と嫌い(苦手)な人っていますよね。
どちらでもないという人もいるでしょうが…。
逆に、相手にとってみれば、自分もどれかに分類されているはずです。
でが、なぜ、自分はその人を好きな人、嫌いな人と思っているのでしょう?
理由は、いろいろあると思います。
今日お伝えしたいのは、その理由(原因)は、
「相手にあるのではなく、あなた自身にある」
ということです。
「いつもあいつは俺を怒らせる!」
と思っているとしたら、それは間違いだということです。
「いつも、俺があいつを怒っている!」
のです。
主語が違うということです。
例えば、
観点Aを持って相手を観たら、相手はAの人格・印象になります。
観点Bを持って相手を観たら、相手はBの人格・印象になります。
観点Cを持って相手を観たら、相手はCの人格・印象になります。
このように「観点」と「人格・印象」は、
1対1の対応関係にあり、因果関係にあります。
同じことが相手にも起こっています。
人間は、
知らずに知らずにつくられた観点により、
人格・印象が決定づけられる状態で、
お互いが
「あの人はこういう人だ!」
と決めつけいるということです。
さらには、自分がどの観点でその人を観ているかすら、気が付かないのです。
ですから、多くの選択が「意思を伴った選択」ではなく、
「しょうがない状況から、無理やりの選択」で成り立っているのです。
人間は、自分がどの観点を持って、人や物事を観ているか、知りません。
昨日は、「いい人だ!」と思っても、突然「嫌いな人」になることもあれば、
今まで、「嫌いだった人」が、「いい面もあるじゃん」と変わることもあります。
でも、多くの場合、相手は変わっていません。
あるがままであり、ないがままです。
あなたの観点が変化しただけのことです。
人間関係という絶対的な物はなく、すべては、相対的関係であり、
それも自分の観点次第です。
自分は、どんな観点でその人を観ていますか?
怒りが出た時、怒っているのか、怒らされているのか?
歓びが出た時、歓んでいるのか、歓ばせてもらったのか?
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