◆生と死
◆生と死
人間を含めて、動物すべてが、生命の設計図である遺伝子の中には死というものがあらかじめプログラムされている。
人として、真面目に、生と死、介護、看取り、家族等について向き合う必要があると思う。
中には、親が嫌いだかららなどと言う理由で、逃げている人がいる。
はるか遠い昔、生命の進化の過程で、遺伝子の新しい組み合わせの可能性と引換えに、細胞分裂の回数が限定されることとなった。
つまり生命が進化するため、生物(個体として)は限られた寿命というものを選択したようである。
それは、「生きているということはとりもなおさず、老いること、病むこと、そして必然的に死があること」こと。
これは2500年前にお釈迦様が言った事だそうです。
同じことが最先端の生命科学で語られはじめている。
日本列島は、陸地ではなく海によって決定されていく。
同様に、生の姿は生自体ではなくて、死によって初めてくっきりとその輪郭を描き出されるもの、そんな風に思える。
死というものをみるからこそ、生の瞬間に感動がある。
関連情報