◆不登校能力 その4
◆不登校能力 その4
調子に追って、屁理屈を言わせてもらいますと。
日本は、「教育を受けるのは国民の義務」というところからスタートしていると思います。
「教育を受ける権利を子どもは持っている」というのとは正反対です。
子どもに教育を受けさせる義務としても、学校に行かせる義務ではありません。
教育を受けさせたらいいのです。
まあ、私も、そんなこと考え始めたのは、「ゆとり教育」という訳のわからない言葉が出て来たときですけど・・・。
私は、人間は生まれて来たときはみんな天才で、
生まれもってきた無限の可能性を、
成果の実現という目的のために、
手段として自己啓発を行うのが、
教育だと思っています。
分かりやすい例で言えば、
歌舞伎の役者さんとはスポーツ選手に多い。
なにゆえに、義務教育を強制されなければならないのか?
なにゆえに、6歳になれば、今まで笑っていた父や母が鬼のような形相に一変し、学校に連れていかれるのか、ということです。
そんな素朴な疑問が湧いているのです。
私は思うのですが、
教育というのは、
本人の限りない情熱と、
限りない意欲と、
しっかりとした決意と、
はっきりとした意志がなければ、
受けることは不可能ではないのか?

義務教育が、天才の可能性の芽を摘んでいるのではないのか?
芽をどんどん摘んで、小さくまとめてしまう。
つまり盆栽じゃないくて、凡才にしてしまっていると思うのです。 (ここ笑うところ…)
9年もの間、何かを丸暗記させ、テストで脅し、試し、内申で脅し、選択の余地がない。
これが民主主義か?と思うのです。
とにかく教室に連れていかれ、テストと競争とそれの毎日。
その上、両親にも忠実にして、
さらには、塾通いの子もいます。
私は有名進学塾で講師をしていたこともありますが、毎日が自己矛盾でした。
子どもたちには
「自分のために勉強したい奴には、俺は教える気はない」
と宣言していました。
みんな目を丸くしていました。
「社会に役に立ちたい、人の役に立ちたい、そのために勉強したいんだという子には、心から教えたい」と。
今は、スクールカウンセラーがいるようですが、どこまで子どもたちの味方でいられるのか、まったく疑問です。
これは、誰が悪いのか?
現実は義務教育があり、中高一貫教育が叫ばれ、同時に保健室登校、不登校、登校拒否、いじめ、自殺、殺人まで。
にも関わらず、企業はとうの昔に学歴無用論を打ち出し、
いったん採用し、社内教育制度をもち、再教育に余念がない。
一体、学校教育ってなんなの?と思いませんか?
さらには、奨学金の取り立ての問題もあり…。
医療も同じような構造です。
健康保険は、教育と同じく国民の義務です。
毎月のお給料からの天引きです。
医療費を掛けても、人は98%は病気で死んでいるのではないでしょうか?
大往生を手にいれる人は2%いるのでしょうか?
現実は保険料以外に患者負担もあり、医学は発展していると言っても、病気の人は増え、医療費は国家予算を破綻させるほどに増えている。
一体何をやっているのでしょうね。私たちは…
子どもが不登校になったり、自分や家族が病気になって、初めて思考をするのでしょうか?
それとも、何も思考しないまま、流れに身を任せて生きていくのでしょうか?
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