◆「心に紅の旗を立てよ」~突然、この言葉を思い出した!

◆「心に紅の旗を立てよ」~突然、この言葉を思い出した!

「心に紅の旗を立てよ」
この言葉が、30年くらい前に、師匠から聞いた言葉だ。
当時は、「あー。志を持って生きよう!」くらいの浅くしか理解できていなかった。それ以来、脳の片隅にはあったのだろうが、言葉に浮かぶことはなかった。
だが、先日、突然、この言葉を思い出したのだ。
 
万代宝書房の今後を思ったとき。万人の知恵者チャンネルの収録が終わった後にだ。
 
「心」は、心・志と理解し、さらに深めると、使命や天命とも理解している。
「紅」は、生命を象徴する色であり、昔から、太陽や火と関連づけてとらえられ、強い生命力や激しい感情、愛や勇気、情熱や怒りを象徴する色である。
「旗を立てる」は、兵を挙げる。いくさを起こして旗印を揚げる。また、新たに勢力や事を起こす。「自分はこれをやっていく」と宣言することである。
 
この3つを一文にした言葉だ。
誰かさんのように、言葉遊びで使うのは簡単だ。
 
自分の身体に流れる、ほとばしる真っ赤な血潮に宿る、情熱や愛や勇気をもって、社会に挑んでいく。
旗を立てないと、ここにいるぞ! こっちに向かっていくぞ!と周りはわからない。
この旗は、一定周波数を出している。電波塔みたいなものだ。電波を出さないことには誰も受信できない。
俺はこれをするぞ!と電波を高く熱くいつも発していると、いろんな人が受信できる可能性がある。周波数のあった人から受信できる。
旗が見えていると音は聞こえなくても、あの旗は何の目印だと、興味を持つ人もいるかもしれない。
 
応援してくれる人も出てくるが、否定する人も出てくる。
だから、多くの人は、「心に紅の旗」があっても「立てない」
中には、「心に紅の旗をもたない」ようにする人もいる。
 
あの時から、30年の年月が流れ、
やっとこの言葉の意味が分かりはじめてきた気がする。
「心に紅の旗を立てる」ことは情熱や勇気や使命や天命がなくてははできない。
自分は、旗を立てる人なのか? それともそれを応援・支援する人なのか? 参謀なのか? それは、その人の使命によって異なるだろう。
まずは、「心に紅の旗を立てよ」
そうすることで、「あなたは○○をする人ね」を周りがわかる。
当然、戦さなので、反対勢力も迫ってくる。
万代宝書房を経営するということは、そういうことなのだ。
やっと、旗を立てることができそうだ。
当然、
「あなたが、そういう旗を立てるとは思っていませんでした」「私は、そこまでやろうとは思っていません」
と離れていく人がいる。
いいじゃないか?
俺は、やる。
でも、俺は一人ではない。
仲間、同志もいる。
尼子三傑の1人で尼子家再興のために「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったとされる、山中鹿之介は、「心に紅の旗」が立っていたからこそ、この言葉が言えたのだと思う。
 
※この逸話の深い意味は、『国難襲来す 行徳哲男氏が語る! 』で教えてもらった。

だれだ、「お前は紅の豚だろう!」と言ったのは?!(笑)
30年の時を経て、やっと、師匠のあの言葉を受け取れ始めてきた気がする

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