◆50㎞を歩いて
◆50㎞を歩いて
私はマンサンダルで長距離を歩いている。基本マンサンダルが多い。
昨年33㎞を歩いたときは、8時弱で最後の3㎞は足の裏に3ヶ所水膨れができて、痛みに耐えながら歩いた。足の筋肉、心配だった股関節の痛みも出なかった。
足の裏の水ぶくれは、マンサンダルでの歩き方が未熟だからである。
その後、その体験を生かして練習を重ねる。
そして、今回は都内のコースの50㎞ウォークに参加した。
20年来、私のあこがれは42.195㎞を歩きたいであった。
10数年前、挑戦したが、30㎞あたりで股関節が痛くなり断念した。
諦めていたころ、内山式ウォークに出会い、重力、骨を使う、胸で歩く、力を使わないなど、これまでの概念と真反対の概念での歩き方を学んだ。
直観であった。
これは私が求めていた歩き方かもしれない。
これでできなかったら、長距離を歩くことをあきらめようと思っていた。
33㎞できたのだから、次は42.195㎞だ。
なので、ちょうど50㎞ウォークがあったので参加した。
正直、未知の距離だ。長いと思うが、想像もできない距離だ。
ただ、いつか100㎞を歩きたいと思いはじめていた。

さて当日は、寒く、途中何度か雨も降ってきた。
◆昨日の主な通過点
お台場→木場→門前仲町→隅田川→両国→浅草→上野→後楽園→飯田橋→四ツ谷→国立競技場→表参道→代官山→目黒川→大崎→五反田→品川→高輪→泉岳寺→田町→東京タワー→大門→浜離宮→築地市場→勝どき→豊洲市場→お台場
5㎞付近で、股関節に違和感を感じ始めた。
不安がよぎる。
周りに影響を受け、スピードが速すぎるかと思い、自分にペースを改めてチューニングする。

内山式ウォークはスピードが出ない。
私の場合。4㎞/時~4.6㎞/時が私のペースだ。
これ以上になると、筋肉を使っているペースになる。早く歩くことは出来ず。走ることになる。
この大会は走りは禁止である。
この大会は走りは禁止である。

都内なので、景色が変わり、お店があり、楽しい面もある。
いつのまにか股関節の違和感はなくなっていた。
途中、ゾーンに入った感じがして、何も考えず、痛くもなく、ペースを考えることもなく歩けた数時間があった。

30㎞を超えたら、まずは一安心、前回を超えられることが分かったからだ。
足の裏は、何も問題はない。
ところが、雨で足が濡れはじめた。
マンサンダルは裸足だから、滑るのと冷たくなっていき、体温が奪われていくのがわかる。

これは持たないかも…と思い、持参していた靴下を履き、靴に変えた。
まずは温かい。
内山式ウォークで30㎞歩いていたので、歩き方は体が覚えている。靴のままでも、内山式ウォークができた。
ローソンでトイレを借りるために入って順番待ちをした。
暖かい場所で靴を履いて数分間、これがいい休憩になった。
そこから急に元気になった。

そのとき、みどりさんが
「ところ制限時間が12時間だから、20時までにゴールしないと完走にならないのではないか?」
と言い出して、それはやばい!となった。
休憩も含めると、13~14時間かかる計算になる。
元気になっていたので、気持ち早めで約4.6㎞/時で歩けた。
そのまま、35㎞を過ぎ、42,195㎞を過ぎた時、もう止めてもいいや!と思った。

20年来の夢が実現したからだ。
43㎞が第2チェックポイントだった
ここまでくると、あと 7㎞で50キロだ。
7㎞というと、私たちのロングの散歩距離だ。
あと2時間弱だ。
スタッフに聞くと。12時間ではなく22時までにゴール知ればいいという。
なら、速度を私の通常の4㎞/時~4.4㎞/時に戻すと、体に負担はない。
ただ、寒い。
最後にみどりさんにあと1.6㎞と言われた。
私の計算ではあと3㎞はある。
私の計算ではあと3㎞はある。
でも、脳は、1.6㎞にセットされてしまう。
1キロ以上歩いた思う場所で終わる雰囲気の場所はない。
少したら、関門スタッフいて、彼がもっていたプレートには残り3㎞と書いてあった。
二人でゲラゲラ笑いながら、あと40分じゃない、といって、淡々と歩いた、
そして、ゴール。
暖かいコンソメスープをもらってちょっと休憩。でも外なので寒い。
ゆりかごめで、新橋まで戻るのだが、そこで…。
電車が混んでいて座れない。
二駅くらい行ったところで、目に白い光がちらつく。
昔こんなことが2回あった。
貧血か?
その場に座りたい。でも座ると気を失うかも…。
みどりさんとは離れてたので、目で具合が悪いことを伝えて、新橋まで耐える。
ホームでベンチに座り、飴をなめる。
手を脇に入れて温めるも、熱が吸い取られる感じがした。
少しするとおさまった。
みどりさん曰く、白い顔色が普通になったと言われた。
洗腸を朝できていなかったし、腸腰筋を使っているので、溜まっている感がある。
トイレにいったら、おならが数発出る。
きばりたかったがきばると気絶するかもしれない、
どうせ、家に帰って洗腸すれば、一発であるのだからときばるのをやめた。
東海道線も座れないと思い、新橋⇒平塚間をグリーン車にした。
そこで、座っていると体も温まってきた。
戻って来たと思っていたら、みどりさんに顔がピンクになってきたと言われて、一安心。
最初は完走したら、居酒屋で晩御飯と思っていたが、さすがにそんな気分にはならない。
家に帰って、風呂に入ったが、体の温度が上がるというより、フロの温度が体温で下がっている感覚がした。
身体を洗おうと、湯船から出ると、なんと寒い。体が温まっていない。なので、もう一度浸かった。
結局、最後は低体温症になっていたのかと思う。
筋肉も足の裏も股関節も何も問題はなかった。
途中、何で歩いているんだろう?と思う場面が何度もあった。
私に場合は、答えは一つであった。
内山式ウォークをマスターしているか否かを確認するためである。
マスターしていれば、42,195㎞でも、50㎞でも100㎞でも、翌日に、筋肉も足の裏も股関節も何も問題はなく歩けるはずという仮説の立証なのだ。
個人的に、それは出来たのかとかと思う。
内山さんには確認していないが…。
さて、nextステージをどうするかである。
42.195㎞の目標をクリアした私には、2つの憧れがある。
1、42.195㎞を毎月歩く
2、100㎞を年に1回歩く
さあ、これがどうするか?
現時点では、1をメインにして、2を排除しないという結論になりそうだ。
何かが深くところで動いた気がする。
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