食事の「1日3回と適量」の壁~「食べたい時に食べる、食べたくない時は食べない」を実践する私には、きつかった~

食事の「1日3回と適量」の壁~「食べたい時に食べる、食べたくない時は食べない」を実践する私には、きつかった~

 私は今年8月から、自分の体と心に正直に、「食べたい時に食べる」「食べたくない時は無理をしない」という食事スタイルを実践しています。
 決まった時間に縛られず、体が求めるタイミングで食事をとる。
 その自由さと心地よさが、私にとっての理想でした。

 しかし、今回の海外派遣で、「1日3回、規則正しく、量も適量を守る」生活を求められる場面に直面しました。
 その結果、私は気づいてしまったのです――この生活が私にはどれほど「きつい」ものかを。

◆自由な食事スタイルとの違い

 

 普段の私は、朝起きて「お腹が空いてないな」と感じたら朝食をスキップします。逆に、夜遅くに小腹が空いたら軽く何かをつまむこともあります。この柔軟な食事スタイルは、食事に対するストレスを感じず、自分の体調と相談しながら進められるのが最大の魅力でした。

 しかし、1日3回と適量を守る食生活では、決まった時間にお腹が空いていようがいまいが、食事をとる必要があります。そして、「適量」という枠組みがあるため、好きなだけ食べることもできません。多いと残すことに罪悪感も出ます。
「お腹が空いていないのに食べる」――このギャップが、私にはとてもストレスフルでした。

 

◆実践してみて分かったこと


「空腹感」の重要性

 空腹になったときの食事は、体が求めるエネルギー補給であり、喜びでもあります。しかし、空

腹でない状態で食べると、食事が義務のように感じられ、楽しみが半減してしまいます。

「適量」の葛藤
 適量を守ること自体は健康に良いとされていますが、お腹が空いているときにはいいのですが、食べたくないときの適量は、逆に「過剰」に感じてしまい、体にも負担がかかっているように思いました。

食事がルーティン化する窮屈さ
 決まった時間に食べる生活は、ある意味では規則正しく健康的です。しかし、私にとってはその規則が窮屈で、食事が「楽しみ」ではなく「義務」

に感じられる瞬間が増えました。

◆「自分に合った食事スタイル」の再確認   

 今回の経験を通じて、改めて自分に合った食事スタイルを再確認することができました。私にとって、食事は単なる栄養補給ではなく、自分の体や心と対話する時間です。自由なタイミングで食べることで、心も体も満たされ、無理のない健康管理ができていると感じます。

 もちろん、1日3回の食事が合う人もたくさんいるでしょう。それぞれの体質やライフスタイルに合った食事スタイルがあるのだと思います。ただ、私にとっては、体が「今だ」と感じたときに食べ、必要ないときには休ませる自由さが何よりも大切でした。

 「1日3回と適量」というルールを守ることが必ずしも悪いわけではありません。しかし、私のように「食べたい時に食べ、食べたくない時は無理をしない」というスタイルが合う人にとっては、そうした規則正しい食事が逆にストレスになることもあります。

 食事は毎日のことだからこそ、自分に合った方法を見つけることが大切です。「体の声に耳を傾ける食事法」――これからも私は、このスタイルを大切にしていこうと思います。

 あなたは、どんな食事スタイルが一番心地よいですか?

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