本気になると裸足になるソロモン人の歩き方

◆本気になると裸足になるソロモン人の歩き方
 

 今回ソロモン諸島を訪れて、一つの特徴的な光景が目に飛び込んできました。多くのソロモン人が裸足で生活していることです。サンダルを履いている人もいますが、本気で何かに取り組むときや、困難な地形を歩くとき、彼らは躊躇なく裸足になります。
 マンサンダルで、内山式ウォーキングメソッドを学んでいる身としては大変気にになりました。

◆裸足で歩く理由とは?

 ソロモン諸島は、美しい自然に恵まれた南の楽園です。しかし、その地形は平坦ではなく、ジャングル、砂浜、石だらけの道、そしてぬかるんだ湿地など、さまざまな地形が入り混じっています。裸足で歩くことは、これらの地形に適応するための自然な選択です。

◆感覚を研ぎ澄ませる

 

 裸足で歩くと、足裏で地面の状況を細かく感じ取ることができます。石や枝、ぬかるみなどを感知し、自然に体重を調整するため、けがを防ぐことができます。ソロモン人にとって裸足は、地形との対話手段のようなものでしょう。

 

◆身体能力の向上

 

 裸足で歩くことで、足裏の筋肉やアーチが鍛えられ、バランス感覚が向上します。ソロモン人のしなやかな歩き方は、裸足で培われたものといえるでしょう。

 ソロモン人にとって裸足は、「地元の自然と共に生きる姿勢」を表しています。裸足になることで、彼らは自分たちの土地との一体感を強めているのです。

 

◆サンダルから裸足へ、本気を見せる瞬間

 

 ソロモン人にとって裸足になることは、単なる日常の習慣ではありません。「本気になる」象徴でもあります。たとえば、急斜面を登るときや、険しいジャングルを進むとき、彼らはサンダルを脱ぎ捨て、裸足になります。この行為は、「これから本気でやるぞ」という決意表明のようです。

 

◆裸足文化から学ぶこと

 

 私たちは日常生活で靴に頼ることがほとんどです。

 裸足になることで自然をより身近に感じ、自分の体と対話することができます。これは、都会での生活では忘れがちな感覚です。

 ソロモン人は、裸足というシンプルな選択肢を通じて、効率的で自然に寄り添った生き方を実現しています。

 

 裸足になることは、困難に直面したときの決意を象徴しています。私たちも、何かに本気で向き合うとき、裸足になるような「覚悟」を持つことができるのではないでしょうか?

 

 「本気になると裸足になる」という彼らの姿勢には、私たちが忘れがちな自然とのつながりや、困難に立ち向かう覚悟が詰まっています。

 何度、靴を脱いで裸足で歩いていますが、痛いです。
 大地との直接的な触れ合いから、新しい気づきが得られるかもしれません。

 本気になるとき、あなたなら裸足になれますか?

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