初めてのCHATGPT!使ってみたらこうなった【私の生成AI 導入奮戦記 第2話】
初めてのCHATGPT!使ってみたらこうなった【私の生成AI 導入奮戦記 第2話】
今回は、私の気持ちがどのように変わり、なぜ生成AIを本格的に使い始めたのか、その理由を詳しくお話しします。当初、私は生成AIの真価を理解しておらず、「使えない」「期待外れだ」と感じていました。しかし、ある日、SNSで活躍する生成AIの専門家と対談する機会があり、その考えは大きく変わりました。
その対談では、専門家たちに、私が以前感じていた「生成AIは役に立たない」「期待していた回答が得られない」「一般論ばかりで使えない」といった率直な感想を伝えました。すると、彼らの回答は共通しており、私が問題だと感じていた点は質問の仕方にあるということでした。
質問の仕方で結果が変わる
例えば、以下のような質問を例に挙げられました:
- 「豚肉を使ったレシピを教えてください」
- 「豚肉を使ったおいしいレシピを教えてください」
- 「豚肉を使ったおいしい、簡単なレシピを教えてください」
- 「豚肉を使ったおいしい、時短レシピを教えてください」
これらは全て異なる回答を生む質問です。生成AIに具体的な指示を出すことで、返答の精度が大きく変わります。つまり、自分が何を知りたいのかをしっかりと明確にし、その情報をプロンプトに反映させることが重要だということに気づかされました。私はここで、質問が曖昧だったために結果に不満を持っていただけで、自分の責任が大きかったと反省しました。
無料プロンプトを集め始める
そこで私は、生成AIに関する情報収集を始め、無料プロンプトを提供している企業や説明会に興味を持ちました。検索やSNSの広告をクリックしてみると、次々と無料動画や説明会、プロンプトのプレゼントを提供しているAI業者が見つかりました。気づけば、生成AI業界の広告に囲まれるようになっていました。
私が求めていたのは、より高度なプロンプトであり、これを使えばCHATGPTの真価を引き出せるはずだと思ったのです。さらに、出版社としてどのようにAIを活用できるかも模索し始めました。AIは、簡単な編集作業や校正、レビュー制作、さらには広告文の作成など、私たちの業務を大いに効率化してくれるツールであることが分かりました。
プロンプトがもたらす変化
無料説明会に参加する中で、各社が提供する生成AIの技術やツールについて学ぶ機会が増え、結果的に多くの無料プロンプトを収集しました。しかし、実際にプロンプトを使ってみると、みんなが言うように「単語を入れれば簡単に結果が得られる」というわけではありませんでした。
最初の問題は、自分自身が必要な情報をきちんと整理できていないこと。次に、その整理された情報を明確な日本語でプロンプトに変換できていないことでした。そして感じたことですが、翻訳された日本語ではCHATGPTにうまく伝わらないことがあるという点です。英語的な日本語やコンピューター向けの指示の方が、精度の高い回答を得られることが多いと感じるようになりました。
気持ちの変化とAI活用の理由
ここで、私の気持ちがどのように変わったのか、そして本格的に生成AIを使い始めた理由についてです。試行錯誤する中で、プロンプトを工夫することで、欲しい回答に近い結果が得られるようになったのです。さらに、AIに何を求めるのかが自分の中で明確になり始めました。
結局、AIをうまく使いこなすか、あるいはAIに使われるかは、自分次第だと気づいたのです。最終的には、AIを使える人が活躍し、使い方を知らない人は取り残される世界になるでしょう。つまり、AIをどう使うかが、今後の私たちのビジネスにおいて重要な選択肢になるのです。
そして、情報を持っていることと実際にできることは別物だということにも気づきました。実践とブラッシュアップが不可欠であり、生成AIの使い方は人によって全く異なるという事実も理解しました。現在は、プロンプトの研究と実験を重ね、より良い結果を得るための方法を模索しています。
他人の作ったプロンプトを利用するのも早道ではありますが、最終的には自分自身でプロンプトを作り上げることが、成功への鍵だと感じています。
※この画像はChat GTPに作ってもらいました。
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