◆治りたい人しか、治らない!
◆治りたい人しか、治らない!
同じ人間なのに病気にならない人、または病気になっても治りの早い人と、治りの遅い人がいます。
治りやすい人と治りにくい人と、置き換えてもいいでしょう。
治りやすい人と治りにくい人と、置き換えてもいいでしょう。
それはどうしてでしょうか?
それにはもって生まれた体質や遺伝などの要因もあるかもしれませんが、多くはその人の「こころ」の持ち方が関係しているようです。
病気になるということは、自分にとって都合の悪い「悪」とみなすのではなく、これまでの正しくなかった生活習慣や考え方を改めて健康を回復するため、そして自己の成長のための試練として病気になった「善」だというように、東洋医学的思考ではとらえます。
そして自分の受ける療法を信じ、命あることに感謝し、医療者や家族からも快癒を祈るような気持ちでいてもらえる、そのような状況の人は、一番治りが早いようです。
健康は誰の責任なのか、病気は誰の責任において治療するのか、ということを考えてみましょう。
多くの人は「病気が治るのは自分、病気を治すのは医者」と勘違いしているかもしれません。しかし、医者(歯科医)が病気を治すのではありませんし、薬が病気を治しているのでもありません。
「病気を治したい」という患者の切なる思いが、健康回復への方向へ強力に導いてくれるのです。
その強い思いと健康回復への努力があれば、医者や薬は、患者を強力にサポートしてくれます。患者一人一人が、医者からのアドバイスと援助を受けながら、自分の責任において、自分の病気を治していくのです。
「医者のアドバイスをしっかり聞き、それを信じて実行する」という思い、間違っていた生活態度を修正し努力する心の変化が、その人の病気を治すのです。
しかし、治りたいと言いながら、《実は治りたくない》人がいます。
治りたくない人は、悪い生活習慣を改善したり、健康になるための努力をしないと医者がどんなに頑張っても治りませんし、治療後一度治っても、再度悪くなります。
自分の問題点を改善せずに放置し、辛さばかりを訴え、あげくの果てに「よくならないから金を返せ」と言う人もいます。ほとんどが前の歯科医の悪口を言ったり、あそこが痛い、ここが痛いと大げさに言ったりする身勝手な人です。
こういうタイプの人は治りません。
※内容と写真は関係ありません。
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