◆「一人十色」という視点

◆「一人十色」という視点

「十人十色」というけれど、

「一人十色」という言葉を聞いて、妙に納得しました。

人は一人でも、いくつもの顔を持っています。

仕事では、責任を背負い、判断を下す自分。

家では、気を抜き、安心している自分。

友人の前では、よく笑う自分。

初対面では、慎重に言葉を選ぶ自分。

どれも無理に演じているわけではなく、

その場に必要な役割を自然に引き受けているだけです。

人は「役割によって姿を変える存在」なのだと思います。

そして、その役割の積み重ねが、

今の自分をつくっている。

ただ、ここに一つの落とし穴があります。

どこか一つの役割に強く縛られてしまうと、

他の自分が出てこなくなること。

仕事の顔が強すぎて、家でも力が抜けない。

「いい人」でいようとして、本音が言えない。

本来は「一人十色」であるはずなのに、

いつの間にか「一色」で生きてしまう状態です。

本当は一人の中に、いくつもの自分が重なっているはずなのに。

いま自分は、どの役割で立っているのか。

そして、本当はどの自分を出したいのか。

 

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