◆親父の手記を改めて読んで思うこと

◆親父の手記を改めて読んで思うこと

 親父の手記は、この言葉で終わっている。
 
「私は皆さんに言いたいと思います。
食べるものの無いジャングルの中で、命を散らしたのは、若い男性でした。戦争のために狩り出されたのでした。死んだものは語ることはできません。生きた我々が語らなければ・・・。
 戦争は、残酷、悲惨です。再び戦争の起きない時代にするために、皆さんにお話をしました。ここにいるかわいい、大事な子どもを死なせないために、皆さんに努力してほしいと思います。
 まだ時間がありますが、皆さんには、「平和・平和」と叫んで終わりたいと思います。」(『ガダルカナル島の戦い 帰還兵の息子』より引用)
 
 38億年前から途切れることなく個の連関性に基づいて命が受け継がれてきたからこそ、今の私の個性を持った命がある。
 
 命は、いろいろな戦いを勝ち抜いてきた。
 
 その間いろいろな罪を犯している。
 他の動物や植物の命をいただき、自分の命をつないできただけでなく、 戦争で人を傷つけていることもある。
 
 心ならずも、犯してきたたくさんの罪がある。
 
 
それが永遠の命として自分の中の命に宿っている。

「父二郎の生きた道」ガダルカナルの戦友のもとへ

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つりべ みどり (著)   「俺が死んだら、遺骨をお婆ちゃんのお墓と戦友の眠るガ島に散骨してほしい」 2007年に89歳で他界した父 釣部二郎は、第二次世界大戦中にガダルカナル島の戦いを生き延びて奇跡的に帰還を果たしました。父 二郎の足跡をたどりながら、多くの戦友の思いも含めて父 二郎が伝えたかったもの・語りたかったこと…

ガダルカナル島帰還兵が語る!~平和への願い~

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釣部二郎、釣部人裕 著   私の父、釣部二郎が八九歳で他界したのは二〇〇七年晩秋のことだった。父は第二次大戦のガダルカナル島(以下、ガ島)から生還した。都合四次にわたる総攻撃をくぐりぬけてのことだった。二郎の「俺が死んだら、遺骨をお婆ちゃんのお墓と戦友の眠るガ島に散骨してほしい」であった。本書には、散骨、その後戦没…

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