◆群れをつくる人たち
◆群れをつくる人たち
あなたのまわりに、いつも誰かと群れて行動する人たちはいませんか?
職場でもプライベートでも、常に数人で行動し、食事も一緒、休日も一緒――まるで一つのチームのように見える彼ら。
確かに「仲がいいんだな」と感じる場面もあるでしょう。
私は、どこか違和感を抱くことがある。
人は環境に染まっていきます。
グループ内での〔当たり前〕が、いつの間にか自分の基準になっていく。
周囲の常識とはズレていても、「みんながやっているから」という理由で受け入れてしまう。
もともと常識的だった人が、非常識な行動をとるようになっていく姿を見ることもあります。
また、「自分はすごいグループに所属している」という誤解も生まれがちです。
SNSで「この人とつながっている」とアピールしたり、有名人と知り合いだと自慢する。
でも実際には、自分自身に何の実績もない。
それでも“誰かと一緒にいる自分”に価値を感じる。
無意味な優越感?
群れの中では、他人と比較して安心しようとする心理も芽生えます。
自分より劣っていると思う人の悪口を言って、自尊心を保とうとする。
群れて行動すればするほど、自分一人の時間は減っていきます。仲間と行動を共にすることが優先され、自分のやりたいこと、やるべきことを後回しにしてしまう。
一人で行動できる人は、自分の時間を大切にし、無駄を省きたい。誰とでもつるまずに、必要な人と必要なときに会う。
自分が行きたくない飲み会には参加しない。
必要以上に「嫌われたくない」と気を遣うこともありません。
私は、どこに所属しているかではなく、誰と食事をしているか、誰と学んでいるかだと思っています。
肩書きやグループのネームバリューではなく、「今、自分がどんな人たちと時間を共にしているか」が、その人の人生の質を決めていくのだと思うのです。
本当に強い人とは、自分の意思で行動できる人です。
どんな状況でも、自分の頭で考え、責任を持ち、他人に依存せずに生きていける人だと思っています。
どんな状況でも、自分の頭で考え、責任を持ち、他人に依存せずに生きていける人だと思っています。
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