◆映画「藤十郎の恋」
◆映画「藤十郎の恋」
先日、ある人方から、恋人、結婚、離婚、セカンドパートナー、不倫、人生観、使命、天命などの話になった。
概ね、同じ意見なのだが、使命や天命、結婚観のところがどうしても意見があわなかった。
どちらが正しいとか、間違っているとかいう問題ではない。
価値観の違いである。
20年程前であろうか。
ある人から、「つりさん。この映画観た方がいいよ」といわれた。
映画を観た後に、感想を聞かれた。
あらすじや内容は、ネタバレになるので、省略する。
「ちょっと、藤十郎はひどいと思いました。どうして、彼女は、舞台で自殺したんでしょうか? 騙されたと恨んでいたのでしょうか?」
というような感想を言った。
すると、
「そうか、ふつうそう思うかもな。でも、おれはそういう風にははみなかったんだ」
そう言って、自分の見方を話してくれた。
使命、ビション、帰依に生きるという視点だった。
書くと、長いのといろいろ説明をしないと誤解をされるので、この映画を見た人で、聞きたい人には会った時に話します。
結論として、
「自殺したには、喜びがあったのではないか?」
「藤十郎は、その愛を受け取って、苦しゅうない、といって、台突破して、一流になったのではないか?」
「彼女が、命を懸けて、藤十郎を一流にしたと思う」
というものであった。
そのときは、そういう生き方もあるのか?!という驚きの方が大きかった。
冒頭の話に戻るが、自分ができるかどうかは別として、この話が理解できるか否かなのかだと思った。
今の時代には、私はあわないのだろう?!とつくづく思った。
ちなみに、うちの奥さんは、この話は理解できている。
関連情報