◆パーティ券の裏金問題
◆パーティ券の裏金問題
パーティ券の裏金問題が話題に上っているが、あれは、政治資金規制法の記載の問題にしか思えない。
あれは、裏金なのか?と思えてしまう。
税金が使われているわけではない。
税金が使われている裏金はたくさんある。
その中で、取り締まる側の裏金を指摘しているのが『司法の裏金』である。
正式タイトルは、『司法の裏金~警察・検察・裁判所の裏金作りの手口と権力の本質を歪める働き』である。
タイトル通り、警察の裏金、検察の裏金、裁判所の裏金とそれを報じないマスコミについて実名で書いている。
これを報じた、北海道新聞の当時の記者たちは、左遷や退職しているというか、させられている。
悪事を見逃さず、正義を守るはずの警察、検察、裁判所が、犯罪である裏金を作り、メディアが権力に忖度する日本。本当に、それでいいのか? と投げかけたいのです。
政治資金規制法のおいて、故意に記載しないで、裏金をしていたとして、裏金を作っている警察や検察が捜査できるのか? さらには、裏金を作っている裁判所が裁けるのか?
政治家は、司法が裏金を作っていることを知っている。
メディアと政治家はつるんでいることは、すでにご存じであろう。
『権利のための闘争』(岩波書店)という本があります。
19世紀のドイツの法哲学者ルドルフ・フォン・イェーリングによるウィーンでの講演録をまとめたものです。
「世界中のすべての権利=法は闘い取られたものである。重要な法命題はすべて、まずこれに逆らう者から闘い取られねばならなかった。また、あらゆる権利=法は、一国民のそれも個人のそれも、いつでもそれを貫く用意があるということを前提としている。権利=法は、単なる思想ではなく、生き生きした力なのである。」(29頁)
この本については、いろいろな意見がありますが、私が思うのは、「悪事に目をつぶっていては、悪い方向に加速する。それをあなたはどう考えていますか?」ということです。
あなたは、政治家、弁護士、弁護士会、国会議員、マスコミ、警察、検察、裁判官、市民活動家、学者、市民、誰でしょうか?
本当に自分が人間として、どう人と関わっていきたいか、というところを見ていただきたいのです。
法律を作る政治家が自分で自分の都合のいい法律を作り、裏金を作り、正義を守るはずの警察、検察、裁判所が、犯罪である裏金を作り、メディアが権力に忖度する日本。
本当に、それでいいのか? と投げかけたいのです。
まずは、知るところからはじめませんか?
私は、政治家・警察・検察・裁判所・ジャーナリズムを批判したいわけではなく、本来の役割を果たしてもらいたいだけです。
特に、警察・検察・裁判所・ジャーナリズムの4つが機能しない国は亡びていきます。
さらに言えば、裁判所・ジャーナリズムが今以上に本来の役割を果たすようになっていけば、自ずと警察と検察は変わらざるを得ません。
この本では、司法の裏金作り、ジャーナリズムの権力への忖度を指摘していますが、個人を糾弾して、刑事罰にしたいわけではありません。
先人の悪行に情をもって体制を変えない司法が、このままでは、日本を崩壊させていくことを何とかしたいだけです。
歴史から学び、事実を公表し、責任者は必要であれば辞任し、今までの組織の体質を改革してほしいのです。本書を、そのきっかけにしたいのです。
誰かが、実際に動かなければ何も変わらないのです。私ができることは、そうやって語られた「真実の記録」を書き溜め、人類の歴史として後世に残すことだけです。
その評価については、歴史の判断を待つしかないのでしょう。
次に続く人たちに、期待します。
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