断る勇気
◆断る勇気
気の進まない頼みを断ればなければ、
本当に大切なことに振り向ける時間とエネルギーがそれだけ足りなくなり、重要な仕事ができずに後悔することが多くなる。
さらに、相手に気をつかい、断り切れずに頼みを聞いてやったとしても、
頼み事をしてきた人に対して無意識に腹を立てることになる。
そのため、長期的に見れば、かえって人間関係が悪くなる。
そしてさらに、
気の進まない頼みを仕方なく全部受けていると、
他人に振り回されているという気になるため、
自信を失い、ストレスがたまって憂うつな気分に陥ってしまう。
では、どうして嫌なことを嫌と言えないのか?
断れない人には、特徴があるという。
まず、愛されたいという欲求と、拒否されることへの恐れが強い。
次に、自分を重要な人物だと信じたいという傾向が強い。
さらにもうひとつの特徴として、
優柔不断で目標を持たずに生きている可能性が高い。
逆に、きっぱりと断れる人にも特徴があるという。
1つ目に、彼らが断ることのできない「隠れた理由」が何かを知っている。
つまり、断れないのは、人情を受け取りたいという欲求と、拒否されることに対する恐れのせいであることを知っている。
2つ目に、自分の選択に対して責任を負うことができる。
3つ目に、彼らは熱烈に望むものを持っている。
うまく断れなければ、それはまだ熱烈に望むものがないという証拠である
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