おしゃれや輝く新たな生き方に関わっているという意識がある歯科医は、どれくらいいるでしょうか。
◆おしゃれや輝く新たな生き方に関わっているという意識がある歯科医は、どれくらいいるでしょうか。
私の知っている歯科医の中に、
「健康長寿」「本当のおしゃれ」を歯科医が教育する
という視点で考えている人がいます。
人間の三大欲求は「性欲、食欲、睡眠欲」ですが、
すべてが健康との関係があります。
私は、北海道の知床半島の羅臼という町で4年程教員をしていました。
そのころ、未だ独身でした。
保護者の方が、獲れたてのおいしい魚を持ってきてくれるんですが、それを一人で淋しく食べていたという経験があります。
本当にすごく新鮮でおいしいのです。
何でこんなおいしい食材を一人テレビを見ながら食べているか?
と思うと、
人恋しくて食欲も落ちて(笑)、
早く結婚したくなってしまいました。
話を戻して、
年を取り、一応、種の保存の役割を終えたとしたら、
性欲は減退していき、
ごく一部の人達を除くと、←(ここ、笑うところ)
残る本能は食欲と睡眠欲です。
年を取ってから、うまく噛めなかったり、流動食になったり、家族の団欒がなくなれば、食べることの意味は栄養補給だけになりますから、食欲は減退するはずです。
そうすると、残るのは睡眠欲です。
最後は、この欲求が強くなるので、
寝たきりになってしまうのだ、
と言います。
なるほど!と思いました。
「コロンブスの卵」的な話でした。
真のおしゃれ?
もう一つ、
白い歯、歯並び、口臭がないことが国際的には重要だ
と言います。
日本では、本当のおしゃれは何か?
おしゃれを誰が教育するか?という視点で考えては
いない
と言います。
高級ブランド物や高級ブランド服を着ていても、似合わない人っていますよね。
逆に、ブランド品ではないが、素敵な服装をしている人もいますよね。
本来は親が教育することなのでしょうが、
口の健康は、当然歯科医院の範疇ですし、
確かに、体型の原点は食べることです。
そう考えれば、
「粋」な輝く新たな生き方を教える役割も、
歯科医にはあるといえませんか?
しかし、歯科医に、
おしゃれや輝く新たな生き方に関わっているという意識がある方はどれくらいいるでしょうか。
ほとんどの歯科医が病気にかかわっていても、
おしゃれには全く無関係と思っているのではないでしょうか。
正直、私は、そこまでの視点で、歯科医療を観ていませんでしたので、このような考え方をする歯科医師が現れてきたのだと深く感動しました。
◆保険か自費の前に…、真のインフォームド・コンセントを
私がよく聞かれる質問の中に、
どうして歯科には、保険と自費があるのか?
とか、
その違いは何か?
と聞かれます。
別に、歯科だけでないのですが…。
歯科治療の場合、
保険の範囲で治療をしていても、日本では、
おいしく食べたり、口を気にしないで話したりするために、
最終的に、インプラントなどの高額治療を受ける人がいます。
一方で、歯科の病気が原因になって、
糖尿病や心筋梗塞などを合併し極めて不自由な生活になったり、アルツハイマ―型認知症となって家族の判別がつかず、
妄想や暴力を振るうようになり、
施設に入れられて自分自身でいられないような人生を過ごす人もいます。
健康長寿を願うならば、
保険か自費かではなく、
自分に必要な治療を若くて元気なうちに受けておいたほうが
一生を通して考えると低額になります。
そう考えると、
日本の歯科医療の果たす役割は重く十分に価値があります。
保険の範囲を超える医療を単純に「高額だ!」と思うのは、
その人自身の健康に対する認識が誤っているので残念なことです。
ちなみに、金額だけのことを云うと、アメリカでは、歯の根の治療をしたら1000ドル(10万円程度)くらいが相場だそうです。
その上に被せ物をしたら、さらに1000ドルくらいかかってしまいます。
日本でしたら、会計窓口でそれぞれ3000円程度ですから、
アメリカの医療費は32倍以上ということになります。
私がお伝えしたいのは、
日本の保険制度を批判したいわけではなく、
患者さんが
保険制度の中身や限界を知って賢く「利用」してほしい
と言いたいのです。
我が国の医療制度は、ある意味、世界的にみて大変恵まれています。
本来、健康の責任は自分にあるのですから、
保険の対象にならない疾患や治療法に直面してからあわてるのではなく、
保険制度の光と陰(限界の部分)を知った上で、
自分の健康を守って頂きたい
ということです。
つまり、保険はダメで自費がいいということではなくて、
真のインフォームド・コンセントを得ることが重要だ
ということをお伝えしたいのです。
患者さんに強引に保険外治療をすすめて、
無理やりに選択させるのではなく、
逆に、
保険でいいからと言われて自費の治療の説明をしないのでもなく、
保険治療におけるメリット(長所)・デメリット(短所)、
そして保険外治療の「保険外治療はお金がかかる」というデメリットばかりではなく、メリットもきちんと情報提供して、
選択肢をたくさん用意し、
その中から患者さん本人が方法・金額などすべてを考慮した上で、
ご自身がやりたいと希望された治療法を選択できるように手助けすることが、
真のインフォームド・コンセントを得ることだと思っています。
アトピービジネスという言葉を知っていますか?
私は、数年前に、アトピーと噛みあわせは密接関係があるとことを知ったのです。
咬み合わせは、脳神経反射・ホルモンバランス・自律神経・免疫力に多大なる影響を与えている…のかもしれません。
真実だからこそ世に出ない…?
日本人、特に一般人には知られてはならない?
世界のパワーバランス?
そうなのか?!と思ってしまいます。
まあ、アトピービジネスという言葉があるくらいですからね。
アトピーで悩んでいる方は、
食事を見直した上で、
一度噛みあわせを学んでいる歯科医に診てもらう価値はあります。(絶対に治るということではありません)
真の医療サービス
ところで、医者や歯医者は、患者さんとのコミュニケーション能力、会話能力、伝達能力に関して、教育を受けてきたのでしょうか?
こんなことを思わせる医師は、いませんか?
残念ながら、医科・歯科大学に、
そのための学生向け講座は、一つもないようです。
歯科の場合、
診療台の上では、すべての患者さんに一つひとつ説明して、
ゆっくりお話をすることはかなり難しい時もあると思います。
何より患者さんのプライバシーの守られる空間で、
じっくりと患者さんとコミュニケーションをとることが大切です。
そうした機会があることで、
今まで保険治療を希望していた患者さんの中からも、
「一度、保険外治療をやってみようかしら……」
と思われる方が出てくるかもしれませんし、
「やはり保険でいいです」
という方もいらっしゃると思います。
いずれにしても、すべての患者さんに「選択する権利」があり、
その選択いかんにかかわらず、
医療従事者は、患者さんのほしい情報・必要な情報を提供しなければなりません。
真の医療サービスとは、そういったコミュニケーションから始まっていくのではないでしょうか?
いくら流暢に治療法を説明することができても、
そこには患者さんの立場に立つ心、
同じ目線になるという心がなければいけません。
そして、患者さんの理性に話しかけるだけではなく、
感性にも話しかけないと、
心や行動は変化しないと思っています。
それができるようになるには、
歯科医自身の人格を磨くということと関係すると思います。
患者さんにどのように伝えられるかは、
患者さんに対して本質的な質問ができるかに尽きる、
というのが私の結論です。
歯科医自身が人格を磨いていないと患者さんを深く理解することはできないですし、
本質を突く、感性に働きかける質問ができません。
ずら視の美学
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