◆「男の料理」と称して、大き目に切り、野菜は生か固ゆでにする

　先日、あるお母さんと話の中で、調理の際の野菜や肉の大きさ等の話になった。
　私は、「男の料理」と称して、大き目に切り、野菜は生か固ゆでにする。
　彼女は、子どもが食べにくいからと、小さ目、柔らか茹でにするという。

　以前ある歯科医が以下のように話してくれた。
＊＊＊＊＊＊
　良く噛んで食べるものと言って、ふと思い浮かべるものは何ですか？　
　そうです。【するめ】ですね。

するめなどの噛みごたえのある食べ物を食べると、

あごの成長に大いに貢献しますが、

そこに次のような調理方法の工夫を加えると、さらに効果的です。
１　一口で食べられない大きさで出しましょう。
２　食事の時に前歯でかぶりつくような食材を必ず１品は出しましょう。

　　おかずでなければ、海苔巻やデザートでも結構です。
３　野菜などはゆで時間を短くし、少し噛みごたえがあるように工夫しましょう。
４　食卓から水やお茶をなくしてください。

　　水分を取ってしまうと、噛まずに流し込んでしまうからです。

　　お茶や水は最後に飲みましょう。
５　食事は最低でも１５分かけて、リズミカルに食べましょう。

　ということで・・・。

　今まではおいしくて健康的なごはんを作っていたお母さん、お父さん！

　今日からお子さんの歯並びを良くするために、

　噛ませることを意識して調理してみてはいかがでしょうか。