◆部分最適と全体最適 その3
◆部分最適と全体最適 その3
〇エピソード3
これは、相談を受けた案件である。
ある大学の水泳部の話。国立大学で、あまり強い水泳部ではないが、水球チームもあった。男子競泳部は、人数の関係で、男子は全員、水球チームの助っ人として大会に出ることを常としていた。
そこに、一人、有力な選手が入学してきた。本人は、自分の専門種目に専念したいので水球の練習はやりたくないと言う。
例外を認めたくない。
チームよりも個人が大事なのか?
彼が水球をやりたくないと言うのは、チームを大切にしないわがままではないのか?
彼が入ると水球のチーム力が上がから、チームとしては入ってもらいたい。
でも彼の専門種目でも頑張ってほしい。
先輩として、どうしたらいいか?という相談であった。
これは、球技大会とは次元が違う。
今思うと、全体最適と部分最適の話でもあると思う。
私は、エピソード2のことがあったので、4年間あるのだから、1,2年は好きにさせたらいいのではないか?アドバイスした。
結果は、先輩たちは相談して、水球をやらないのであれば競泳部をやめろ!と迫ったそうだ。
その選手は、結局水球の練習もした。
この選手は、結局専門種目でも水球でも活躍することはなかったそうだ。
私は、先輩たちは、選手としてはつぶしてしまったのではないかと思っている。人間としては、不明です。
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