なぜ、戦いの原理は「陽で陰を撃つ」なのか?
竹簡孫子を陰陽理論から読み解き、戦略の本質に迫る。
大学院で
「孫子に学ぶ経営戦略」を
教える著者が、
数年の研究を一冊にした。

名言は知っている。でも、判断や行動に生かせない。この本は、3つの問いから始まります。
01Question『孫子』の名言は知っている。しかし、実際の経営や人間関係で、どう使えばよいのかわからない。兵法を知識ではなく、判断や行動に生かすには何が必要なのか。
02Question現在広く読まれている『孫子』は、長い歴史の中で整理され、解釈されてきたものだ。古い竹簡に記された『孫子』と、何が同じで何が違うのか。
03Question陰陽というと、占いや抽象的な東洋思想を思い浮かべる人もいる。しかし、陰陽を自然界の法則として捉えたとき、戦略や勝敗の見方はどう変わるのか。
「本書では君主の視点に統一することで、その本質を明確にする。」
── 本書より
出発点は、1972年に銀雀山漢墓から出土した竹簡。
現行の『孫子』と何が違うのかを、一字ずつ確かめるところから始まります。
B5判268頁。『孫子』全13篇の全文と解説を収め、兵法を「使える知恵」に組み直すまでを一冊で。
01Source1972年に出土した銀雀山漢墓竹簡をもとに、古い『孫子』の姿を探る。従来の解釈をそのまま受け入れず、漢字の意味や文章の整合性まで問い直す。
02Theory『孫子』の各篇を個別の戦術として読むだけではない。自然界の法則である陰陽理論を軸に、戦いの原理を一つの体系として理解しようとする独自の研究である。
03Practice本書が目指すのは、『孫子』の知識を増やすことではない。君主の視点から兵法を読み解き、経営、組織運営、人生の判断に応用するための考え方を提示する。
本書は、私の志であり、
数年にわたる研究の成果です。
第1章で読み方と学び方、第2章で陰陽理論、第3章で竹簡孫子13篇の全文と解説、第4章で応用の13ステップ。松下幸之助・稲盛和夫の経営と孫子を結ぶコラムも収録しています。
B5判 268頁。漢文・書き下し文を読んで内容が理解できることを目指した構成です。
1977年、北海道稚内市生まれ。孫子兵法研究家、人間学研究家、ビジネスコンサルタント。有限会社横山経営取締役。SBI大学院大学非常勤講師(「孫子に学ぶ経営戦略」)。寺子屋人間学講座、ちびっ子寺子屋を主催する。
中国古典『孫子』を長年研究し、特に1972年に出土した銀雀山漢墓竹簡に着目。従来の『孫子』の解釈にとらわれず、漢字本来の意味や陰陽理論、自然界の法則との整合性から兵法を読み直す独自の研究を進めている。『孫子』を単なる戦争の技術ではなく、経営や組織運営、人生に応用できる実践的な知恵として捉え、古典の教えを現代社会に生かすことを目指す。
著書に『人間学教室――人物になるための原則と手順』など。本書『竹簡孫子研究――戦いの原理は、陽で陰を撃つ』では、竹簡孫子の全文と解説を通して兵法の原理を体系化し、実際に使える戦略として提示している。

竹簡孫子13篇の全文と解説、陰陽理論、応用の13ステップ。知識を判断に変えるための268頁。
B5判 268頁 / 定価 3,080円(税込)